寒くなってくると急に流行りだしますよね。
風邪、インフルエンザ…
喉の乾燥・イガイガ、鼻ずまり…
この時期、除菌スプレーやジェルを持ち歩いている人も少なくないのではないでしょうか。
実は、除菌スプレーは自分で簡単に作れてしまいます。
面倒くさがりでずぼらな私が10年以上愛用している、簡単に作れる除菌スプレーを
ご紹介します。
普段私が使用しているのは、薬局に売っている『無水エタノール』です。
私はこれを家庭に常備しています。
薬局には『無水エタノール』『消毒用エタノール』の2種が多く販売されています。
エタノールとは別名エチルアルコールといい、アルコールの一種です。
無水エタノールと消毒用エタノールの違い
無水エタノールと消毒用エタノールの一番大きな違いはアルコールの濃度です。
- 無水エタノール … エタノール 99.5vol%以上含有
- 消毒用エタノール … エタノール76.9~81.4vol%含有
※vol% volとはvolumeの略で体積・容量を指す 体積比率で示されるアルコール濃度のこと
製品100mlの中にエタノールが何%含まれているのかということ
無水エタノール
水分をほぼ含まず、純度の高いエタノールですぐに蒸発する性質があります。
洗浄力は高く、私はお水が使いずらい場所の掃除によく使っています。
刺激が強めなので、そのままの状態で肌に直接つけることは避けたほうがいいです。
アルコール濃度が高いので、消毒力は強いのかと思いきや、すぐに蒸発するので
実は消毒には向いていません。
消毒用エタノール
前述したとおり、エタノールの含有量が76.9~81.4vol%と表記されているのが
消毒用エタノールです。
実はエタノール濃度が80%前後のものが最も消毒効果・殺菌力が高いとされています。
(欲張りな私は最初、アルコール濃度が高いほうがいいにきまっていると思い、
無水エタノールを信じて使っていました😅)
公共機関や病院などでよく使われているのは消毒用エタノールです。
肌への刺激も無水エタノールよりは低めです。
ここでお気づきでしょうか…
そうです!無水エタノール80mlと水20mlで無水エタノールは
なんと希釈された消毒用エタノールとして使用できるのです。
(お得という言葉に弱い・欲張り発動😊)
消毒だけが目的であれば、最初から消毒用エタノールを購入するのも便利ですが
ほかの様々な用途で使用するなら断然!無水エタノールをお勧めします。
ただし、金額は無水エタノールのほうが高いです。→薬局で比較してみてください!
アルコール除菌スプレーの作り方
アルコール除菌スプレーの材料
〇スプレーボトル … 100均に売っているものでOK
〇無水エタノール
〇エッセンシャルオイル
〇水
以上の4点です。
スプレーボトルに関しては、いろいろな書籍やサイトでガラス瓶で日光を通しにくい
茶色や青色のものをすすめていますが、私は10年以上使ってみて、
普通の透明・または乳白色のプラスチック素材のもので問題ないと思っています。
※個人の感想です!
なぜ、ガラス瓶の方がよく、日光を通さない方がいいのかというと…
プラスチックはアルコールや製油(エッセンシャルオイル)によって劣化することがあるからです。
また日光により精油も劣化していくからです。
個人的には、ほぼ毎日のようにスプレーを使用するので、問題ないかなと思っています。
アルコール除菌スプレーの作り方
スプレー容器に無水エタノールを40ml入れ、精油を約10滴(1滴0.05ml)、水を10ml入れて
シャカシャカ振って混ぜるだけ。
以上です(笑)
むかーし昔の私は、書籍などにもあるように、小さなビーカー・専用計量スプーン・スポイトを
購入し、科学実験のようにスプレーを作っていましたが、
私はお料理も目分量で調味料を合わせていくタイプなので科学実験は向いていませんでした😅
作るのが不安だな…と感じる場合は、最初は小さなガラス容器・陶器に計量スプーンで量って
混ぜ混ぜしてから、小さなロートでスプレーに入れ替えてみるといいかもしれません!
スプレーにお勧めの精油はこちら…
- ラベンダー
- ペパーミント
- ユーカリ
すべて殺菌・消毒作用のある精油です。
肌にもつける際は、一度少量を手に取って試してみましょう。
基本的に肌につける場合は、精油の割合を1%未満にすることを忘れないでください。
アルコールと水だけを混ぜたアルコール消毒液でも十分に消毒力はありますので、
最初はその中へ数滴、ご自分が好きな香りの精油を入れてみてもいいと思いますよ😊
私はマスクの外側にシュッ!と吹きかける使い方がとても気に入って使っています。
色んな病気が気になるこの時期、少しでも気分を上げる除菌スプレーを作ってみてくださいね。